シラバス情報

授業科目名
比較文化演習I
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉林 眞砂斗
授業形態
授業で主に使用する言語
 日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 広く「比較文化」の視点を修得しながら、修士課程に相応しい水準で考古資料の特性や、その有効性を正しく理解し、複数の資料群に基づく推論の組み立て方、比較検証、さらなる検討課題の抽出等を、一連の流れとして展開できる力の修得を目標とする。
 具体的な研究テーマは、学生一人ひとりの関心領域に即して、相談を重ねた上で設定する。
授業の概要
 各自が設定した研究テーマを踏まえて、関連する資料の収集、具体的な分析・検討を繰り返し行ない、最終的に修士論文の完成へと繋げていくことを目的とする。さらに、修士論文としての立論構成については、定期的な見直しと組み立て直しを行い、適宜、修正していくこととする。
 その第1段階として、本授業では、具体的な事例を通して様々な比較文化の視点に触れ、それらについての理解を深めることを目指す。

授業計画
1回
 比較文化の視点
・各自が関心を持つ領域に即して、文化を比較する視点について意見交換し、相互的に問題意識を広げる。
事前学習
 各自が関心を持つ領域について、自分の考えや意見を述べられるようにしておく (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を整理し、研究テーマを修正、見直しておく (90分)。

2回
 比較文化に関する課題
・各自が関心を持つ領域に即して、文化を比較する際の留意点、あるいは課題等について意見交換し、相互的に問題意識を広げる。
事前学習
 前回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

3回
 比較文化の視点の掘り下げ(1) −東アジア−
・東アジアの地理的特性を踏まえ、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

4回
 比較文化の視点の掘り下げ(2) −東南アジア−
・東南アジアの地理的特性を踏まえ、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。

事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

5回
 比較文化の視点の掘り下げ(3) −食文化<主要な栽培穀物>−
・各地の食文化<主要な栽培穀物>を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。

事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

6回
 比較文化の視点の掘り下げ(4) −食文化<栽培穀物の調理法>−
・各地の食文化<栽培穀物の調理法>を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

7回目
 比較文化の視点の掘り下げ(5) −食文化<発酵食>−
・アジアの食文化<発酵食>を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

8回
 比較文化の視点の掘り下げ(6) −生産道具−
・各地の生活形態に応じた生産道具を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。 
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。 

9回
 比較文化の視点の掘り下げ(7) −居住様式−
・各地の居住様式を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。 
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。 

10回
 比較文化の視点の掘り下げ(8) −埋葬様式−
・各地の埋葬様式を対象に、具体的な事例を通して、文化を比較する視点の特性について理解を深める。 
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。 
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

11回
 比較文化の視点に対する理解度を確認(1)
・地理的特性に重きを置いた比較文化の視点について、10回目までの授業内容を踏まえて自分の考えを発表する。  
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。

12回
 比較文化の視点に対する理解度を確認(2)
・文化の多様性に重きを置いた比較文化の視点について、11回目までの授業内容を踏まえて自分の考えを発表する。  

事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。 

13回
 比較文化の視点に関する総括
・様々な比較文化の視点の有効性、課題点等について、最終的な取りまとめを行なう。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 比較文化演習Ⅱに向けて、授業中の指摘事項を総括的にまとめておく (120分)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習
 

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
 
事後学習

19回
事前学習
 
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
 
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習
 

26回
 
事前学習
事後学習
 

試験及び成績評価
 下記の配分にて成績評価を行う。
○期末課題:60% 
○授業中に課す課題:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
 課題については、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
各自の研究テーマに即して適宜指示し、関連資料を提供する。
参考文献・推薦図書
 各自の研究テーマに即して、適宜、指示する。  
研究室
○東金キャンパス:本部棟6階
オフィスアワー
○木曜日:1時限/昼休み、金曜日:1時限/昼休み
科目ナンバリング
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