シラバス情報

授業科目名
比較文化演習II
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉林 眞砂斗
授業形態
授業で主に使用する言語
 日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 広く「比較文化」の視点を修得しながら、修士課程に相応しい水準で考古資料の特性や、その有効性を正しく理解し、複数の資料群に基づく推論の組み立て方、比較検証、さらなる検討課題の抽出等を、一連の流れとして展開できる力の修得を目標とする。
 具体的な研究テーマは、学生一人ひとりの関心領域に即して、相談を重ねた上で設定する。
授業の概要
 各自が設定した研究テーマを踏まえて、関連する資料の収集、具体的な分析・検討を繰り返し行ない、最終的に修士論文の完成へと繋げていくことを目的とする。さらに、修士論文としての立論構成については、定期的な見直しと組み立て直しを行い、適宜、修正していくこととする。
 その第2段階として、本授業では、具体的な事例から得た比較文化の視点を、各自のテーマに即して利用、応用できるようにすることを目指す。

授業計画
1回
 比較文化の視点の活用
・各自の関心領域に即して、比較文化の視点を活用することについて意見交換し、相互的に問題意識を広げる。
事前学習
 各自の関心領域に即して、比較文化演習Ⅰで特に興味を持った比較文化の視点について、自分の考えや意見を述べられるようにしてみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を整理し、研究テーマの修正、見直しをしておく (120分)。

2回
 文化を比較する視点の具体化(1)
・各自の関心領域に即して、論理的かつ合理的な観点から、文化を比較する視点を具体的に絞り込む。
事前学習
 前回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

3回
 文化を比較する視点の具体化(2)
・各自の関心領域に即して絞り込んだ比較文化の視点について、その有効性、適切性、発展性等について要点を取りまとめ、発表する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを踏まえ、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。

4回
 分析対象とする資料の精選
・各自の関心領域に即して、文化を比較する際の「切り口」とする資料を具体的に絞り込む。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。

事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

5回
 分析対象とする資料に関する先行研究の探索方法
・各自が具体的に絞り込んだ資料に即して、これまでの研究方法や研究成果を整理するための枠組みに対する理解を深め、共通認識を形成する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。


事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

6回
 先行研究の大づかみ
・各自が絞り込んだ資料に係る、これまでの研究方法や研究成果について取りまとめ、概要を発表する。 
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。

7回目
 基本文献リストの作成
・先行研究の概要を発表した6回目の成果の一部として、第1段階の基本文献リストを作成、爾後の追加収集計画も策定する。 


事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

8回
 先行研究の掘り下げ
・大づかみした先行研究に対する理解を深め、自身の取組みによる「発展的可能性」について検討する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。 

9回
 自身の取組みによる「発展的可能性」に対する客観的評価
・自らが示す「発展的可能性」に対して、その論理性、適切性、展開性等について評価を受ける。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、8回目で検討した「発展的可能性」に係る発表用の資料を作成する (150分)。 
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。 

10回
 基本的な研究の方向性について確認・修正(1)
・9回目を踏まえて、必要な補正・修正を行う、またその可能性について十分に検討する。
事前学習
 9回目の指摘や評価等を踏まえて、較差や相違を明確にしてみる (120分)。 
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

11回
 基本的な研究の方向性について確認・修正(2)
・9回目及び10回目を踏まえて、必要不可欠な資料の入手可能性、また自身による分析可能性について検討する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直してみる (120分)。
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめておく (120分)。

12回
 補正・修正点の明確化
・新たな視点に基づく「発展的可能性」について、差分を明確にして概要を発表する。
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直し、発表用の資料を作成してみる (150分)。 
事後学習
 授業中の指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめ、併せて発表用の資料も修正しておく (90分)。  

13回
 研究テーマに係る方向性の最終確認
・研究の方向性を最終確認したうえで、爾後に取り組むべき課題を抽出、整理する。 
事前学習
 各回の指摘事項の取りまとめを見直しておく (120分)。
事後学習
 比較文化演習Ⅲに向けて、授業中の指摘事項を総括的にまとめておく (120分)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習
 

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
 
事後学習

19回
事前学習
 
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
 
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習
 

26回
 
事前学習
事後学習
 

試験及び成績評価
 下記の配分にて成績評価を行う。
○期末課題:60% 
○授業中に課す課題:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
 課題については、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
各自の研究テーマに即して適宜指示し、関連資料を提供する。
参考文献・推薦図書
 各自の研究テーマに即して、適宜、指示する。  
研究室
○東金キャンパス:本部棟6階
オフィスアワー
○木曜日:1時限/昼休み、金曜日:1時限/昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ