教員名 : 趙 勝川
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授業科目名
プロジェクト研究a
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
趙 勝川
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語で実施します。
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
都市と交通に着目し、モビリティデザインに関する知識を習得するとともに、さまざまな交通問題について解決策を考える力を身につけることを目指す。
授業の概要
本講義では、モビリティデザインの基礎知識を学び、TOD(Transit-Oriented Development)、ミクロモビリティ(Micro-mobility)、自動運転、ドローン、MaaS(Mobility as a Service)などについて、世界的な先進事例を取り上げながら、次世代のモビリティデザインについても考察する。
授業計画
1回
イントロダクション:都市と交通、都市交通システム体系、都市交通問題
(到達目標)都市交通問題(特にモータリゼーションの問題点)について整理することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
2回
交通調査:交通調査の概要と種類、パーソントリップ調査(東京パーソントリップ調査を中心に)の概要、高度な交通調査技術の進展
(到達目標)東京パーソントリップ調査の概要について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
3回
交通需要予測:交通需要予測プロセス、集計モデル(四段階モデル)と非集計モデルの適用、東京都市圏交通需要予測
(到達目標)交通需要予測のプロセス及び主な手法について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
4回
都市道路の計画と設計:都市道路の役割と機能、道路の段階構成と規格、道路の交通容量と設計
(到達目標)都市道路の段階構成と機能について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
5回
都市の公共交通計画:バス計画、BRT計画、軌道交通計画、先進事例(クリチバ、ストラスブルク、東京)
(到達目標)都市の公共交通計画のプロセスと手法について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
6回
TOD その1:駅とまちづくり、ターミナル計画、サインシステムデザイン、先進事例(日本、欧州)
(到達目標)ターミナル計画のプロセスと手法について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
7回目
TOD その2:日本型TODモデル、エキナカビジネス、先進事例(日本)
(到達目標)日本型TODモデルの特徴及び海外移転の可能性について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
8回
ミクロモビリティデザイン その1:ミクロモビリティデザイン(徒歩、自転車、電動アシスト、電動キックボードなど)、先進事例(コペンハーゲン、オランダ、ニューヨーク)
(到達目標)日本におけるミクロモビリティの活用方法について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
9回
ミクロモビリティデザイン その2:ウォーカビリティ指標および改善策、先進事例(コペンハーゲン、オランダ、ニューヨーク)
(到達目標)身近のコミュニティについてウォーカビリティの問題点及び改善策を提案することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
10回
自動運転:自動運転技術の進展、CASE(ケース)、自動運転における倫理・法律・社会的課題、先進事例(米国、欧州、中国、日本)
(到達目標)自動運転のメリットとデメリットについて説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
11回
MaaS その1:MaaSの本質、MaaSによる交通行動変容、MaaSと観光
(到達目標)MaaSが都市交通システムに与える影響について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、小レポートを作成し提出する(3時間)。
12回
MaaS その2:MaaSによる交通まちづくり(街路、結節点、都市空間)、先進事例(欧州、米国、アジア)
(到達目標)MaaSが都市空間再編に与える影響について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
授業の内容を踏まえて、最終レポートを作成し提出する(3時間)。
13回
ドローン:ドローン技術の進展、ドローン利用のルールづくりとリスクマネジメント、ドローンと物流
(到達目標)高齢社会におけるドローンの活用方法について説明することができる。 事前学習
配布したレジュメを予習する(1時間)。
事後学習
提出した最終レポートに対する講評を受けて今後の学習計画を立てる(3時間)。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
期末レポート試験を実施する。
○期末レポート試験:70% ○授業への参加・取り組み・発表:30% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックは、最終講義でまとめてう。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
講義資料を都度アップロード。
参考文献・推薦図書
1. 「都市交通計画(第三版)」新谷洋二・原田昇、技報堂(2017).
2.「バスがまちを変えていく〜BRTの導入計画作法〜」中村文彦他、計量計画研究所(2016). 3.「鉄道が創りあげた世界都市・東京」矢島隆・家田仁、計量計画研究所(2014). 4. 「世界に学ぶ自転車都市のつくりかた」宮田浩介他、学芸出版社(2023). 5.「ドローンが拓く未来の空」鈴木真二、化学同人(2017). 6.「MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線」牧村和彦、学芸出版社(2021). 研究室
東京紀尾井町キャンパス 3号棟(部屋番号は未定)
オフィスアワー
適宜、メールで質問等してください。メールアドレスは講義中に提示します。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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