教員名 : 袁 福之
|
授業科目名
論文演習II
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
袁 福之
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
研究とは、現実の現象を説明するような理論の仮説をつくり、その仮説が確からしい証拠を提出することである。そこで生み出される仮説は、意義の深いものでなければならない。多くの人がなるほどその仮説が大切だ、面白い、と思えるものでなければならない。新たな視点から問題を発見し、課題の原因や解決に関する仮説を探索し、分析フレームワークを整え、正確な論証プロセスを通じて意味のある結論を導くことが修士課程の成果として求められる。
いまの時代と社会の変化を調査・研究し、今後の自分のキャリアの方向性を見据えて、新たな視点から問題を発見し、課題の原因や解決に関する仮説を探索し、分析フレームワークを整え、社会的に意味のある結論を導くことが、修士課程の成果として求められている。「論文計画発表会」「論文概要発表会」「最終口述試験・論文審査」の審査プロセスを経て、修士論文として完成させることが本講義の目的である。 授業の概要
研究とは、現実の現象を説明するような理論の仮説をつくり、その仮説が確からしい証拠を提出することである。そこで生み出される仮説は、意義の深いものでなければならない。多くの人がなるほどその仮説が大切だ、面白い、と思えるものでなければならない。新たな視点から問題を発見し、課題の原因や解決に関する仮説を探索し、分析フレームワークを整え、正確な論証プロセスを通じて意味のある結論を導くことが博士課程の成果として求められる。
1. 今後の社会経済システムの変革を見据えて、多くの事例・調査・研究を丹念に調べ、新たな視点から問題提起を行う。課題の原因や解決に関する仮説を探索し、説得力のある分析フレームワークを構築する。 2. 発表・討論を通じて、問題提起、仮説構築、論証の展開、分析と結論の正当性・合理性・論理性を検証する。 3. 論理的な論証プロセスを論文の体裁として整える。説明・説得能力を身につけ、「論文概要発表会」「最終口述試験・論文審査」を経て修士論文として完成させる。 授業計画
1回
研究指導(1)
論文計画発表会の主査・副査のルーブリック評価に基づいて、リサーチクェスチョン(研究設問)と研究仮説を再検討し、先行研究・事例研究・調査を追加し実施する。 事前学習
『参照文献の役割と書き方—科学技術情報流通技術基準(SIST)の活用』を参照し、参照文献の役割と書き方を再確認し、修士論文の書式に反映させる。
事後学習
『参照文献の役割と書き方—科学技術情報流通技術基準(SIST)の活用』を参照し、参照文献の役割と書き方を再確認し、修士論文の書式に正確に反映させる。
2回
研究指導(2)
論文計画発表会の評価に基づいて、リサーチクェスチョン(研究設問)と研究仮説を再検討し、先行研究・事例研究・調査を追加し実施する。研究枠組み(研究仮説、分析フレームワーク、論証プロセス)を再検討する。 事前学習
「論文計画発表会」の研究成果と審査結果を踏まえて修士論文をまとめる。
事後学習
・安斎勇樹・小田裕和『リサーチ・ドリブン・イノベーションー 「問い」を起点にアイデアを探究する』(翔泳社、2021年)と講義の内容をもとに、自分のリサーチ計画を適宜に修正する。
・Google Scholar(学術情報のサーチエンジン)、CiNii Research(https://cir.nii.ac.jp/ja)、機関リポジトリ(institutional repository、IR)を活用して先行研究をさらに深め、関連の論文を精読する。 ・引き続き先行研究と事例研究を分析し、さらに調査を追加してその成果を「論文概要発表会」のテンプレートに従ってまとめる。 3回
論文指導(1)
論文の基本的な要素①問題提起(リサーチクエスチョン)、②仮説の提示(その問題の解決)、因果関係の推論、③論証(データ・事実・事例をもとに推論・論理で仮説を検証する)に従って、修士論文の構成を再考する。 事前学習
・安斎勇樹・小田裕和『リサーチ・ドリブン・イノベーションー 「問い」を起点にアイデアを探究する』(翔泳社、2021年)と講義の内容をもとに、自分のリサーチ計画を適宜に修正し実行する。
・引き続き先行研究と事例研究を分析し、さらに調査を追加してその成果を「論文計画発表会」テンプレートに従ってまとめる。 事後学習
論文の基本的な要素①問題提起(リサーチクエスチョン)、②仮説の提示(その問題の解決)、因果関係の推論、③論証(データ・事実・事例をもとに推論・論理で仮説を検証する)に従って、修士論文を修正する。
4回
論文指導(2)
論文の基本的な要素①問題提起(リサーチクエスチョン)、②仮説の提示(その問題の解決)、因果関係の推論、③論証(データ・事実・事例をもとに推論・論理で仮説を検証する)に従って、修士論文を修正する。 「論文概要発表会」に備えるため、修士論文の問題提起、仮説、研究方法の論証プロセスを添削し修正する。 事前学習
「論文概要発表会」に備えるため、修士論文の問題提起、仮説、研究方法の論証プロセスを修正する。
事後学習
「論文概要発表会」に備えるため、修士論文の問題提起、仮説、研究方法の論証プロセスを修正する。
5回
論文指導(3)
論文概要発表会に提出する修士論文とプレゼンテーション資料を添削し修正する。 事前学習
論文概要発表会に提出する修士論文とプレゼンテーション資料を作成し修正する。
事後学習
論文概要発表会に提出する修士論文とプレゼンテーション資料を作成し修正する。
6回
論文指導(4)
「論文概要表会」の研究成果と審査結果を踏まえて修士論文を添削し修正する。 事前学習
「論文概要表会」の研究成果と審査結果を踏まえて修士論文をまとめる。
事後学習
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年)を読み、分析フレームワークを使った分析と結果推論を改善する。
7回目
論文指導(5)
「論文概要表会」の研究成果と審査結果を踏まえて修士論文を添削し修正する。 事前学習
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年)を参考に分析フレームワークを使った分析と結果推論を改善する。
事後学習
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年)を参考に分析フレームワークを使った分析と結果推論を改善する。
8回
論文指導(6)
「論文概要表会」の研究成果と審査結果を踏まえて修士論文を添削し修正する。 事前学習
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年)を参考に分析フレームワークを使った分析と結果推論を改善する。
事後学習
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年)を参考に分析フレームワークを使った分析と結果推論を改善する。
9回
論文指導(7)
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を添削し修正する。 事前学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を作成する。
事後学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
10回
論文指導(8)
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を添削し修正する。 事前学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
事後学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
11回
論文指導(9)
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を添削し修正する。 研究枠組み(研究仮説、分析フレームワーク、論証プロセス)と論証展開の一貫性を改善する。 事前学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
事後学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
12回
論文指導(10)
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を添削し修正する。 研究枠組み(研究仮説、分析フレームワーク、論証プロセス)と論証展開の一貫性を改善する。 事前学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるために修士論文とプレゼンテーション資料を推敲し修正する。
事後学習
「最終口述試験・論文審査」に備えるため、論証プロセスと結論を確認し、発表資料を準備し発表の練習を行う。
13回
論文指導(11)
「最終口述試験・論文審査」の審査結果に基づき、修正すべき項目を確認し、論文の分析と論証プロセスを改善する。 事前学習
「最終口述試験・論文審査」の審査結果に基づき、修士論文を修正する。
事後学習
「最終口述試験・論文審査」の審査結果に基づき、修正すべき項目を確認し、論文の分析と論証プロセスを改善する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
「論文概要発表会」「最終口述試験・論文審査」の主査と副査のルーブリック評価によって評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
修士論文を完成し「最終口述試験・論文審査」に合格できるように、修士論文・プレゼンテーション資料などを添削しフィードバックする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
リサーチ・デザイン
村田正紀
白桃書房
978-4561264576
¥2619
参考文献・推薦図書
安斎勇樹, 小田裕和『リサーチ・ドリブン・イノベーションー 「問い」を起点にアイデアを探究する』翔泳社、2021年
株式会社アンド『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(翔泳社、2018年) 岩崎美紀子『「知」の方法論—論文トレーニング』(岩波書店、2008年) 研究室
東京紀尾井町キャンパス 3号棟3407研究室
オフィスアワー
月曜日3時限・4時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
www.facebook.com/groups/mba.en.2024/
|