〈研究・調査報告〉第三回旅順口閉塞作戦における日本軍人捕虜に関する考察――捕虜投降を禁忌とする軍事文化の形成に関連して
飯倉章
日露戦争中の第三回旅順口閉塞作戦(1904年5月)における日本海軍軍人捕虜について、捕虜となった経緯、生還後の扱いについて検討した。彼らは勇士として扱われ、必ずしも否定的に捉えられなかったことを明らかにした。全頁数14頁。
『城西国際大学紀要』(国際人文学部)
第29巻
第2号(国際人文学部)