クリントン政権における対外経済政策の変容――「自由化志向性重商主義」
クリントン政権の対外経済政策の特徴と変容の実態を明らかにした。特に通商交渉を重視する姿勢を「自由化志向性重商主義」として批判的に分析した。クリントン政権の世界経済に対する現状認識、戦略的貿易論の影響、重商主義的な通商政策の特徴、多国間主義や地域主義への取り組みなどを分析した上で、対外経済政策における優先課題や問題点を検証した。PP.19~37
『外交時報』第1329号