日露戦争時における英国の「黄禍」論争――「黄禍」と「文明」のはざまの帝国日本
日露戦争時の英国における「黄禍」論争を新聞・雑誌などの一次資料を駆使して実証的に分析し、「黄禍」論への反駁が主流を占めたものの、当時の英国での日本観が、「黄禍」と「文明」の狭間で揺れ動いていたことを明らかにした。PP.33~51
『城西国際大学紀要』第5巻、第2号