悪化する米国の対日世論:日米世論の比較研究
日米両国の相手国に対する世論を広範囲に渡って比較分析し、その特徴と問題点を実証的に明らかにした。米国の対日世論には、1989から90年に悪化の傾向が顕著に見られたこと、また日本の対米世論にも悪化の兆しが見えること、日米貿易不均衡などの問題において両国民の認識のギャップが広がりつつあること、日米両国民が双方に対して持つ関心度・情報量にもギャップがあることなどを、明らかにした。PP.122~128
国際大学日米関係研究所報『Outlook』第11・12号