地方自治と男女共同参画社会条例―長野県「男女共同参画社会づくり条例」制定過程にみる諸問題
共著者2名による共同研究。全体を通して金子が執筆し、本人は内容の調整と加筆等を行った。平成11年に公布・施行された男女共同参画基本法に基づき、自治体では条例制定の動きが強まった。本論文は長野県を事例として、条例策定の動きを追った。当初、条例制定に消極的であった知事に対して、県議会が独自に策定を模索する動きもあったが、最終的には議会と知事部局の協力により条例が制定された。その過程で、どのように民意が反映されたかなどを本論文は明らかにした。PP.23~41 共著者:飯倉章、金子ゆかり
学校法人城西大学『国際文化研究所紀要』第10号