イミダゾール誘導体の結合織への残留機構
日本薬物動態学会 第10年会(大宮市・大宮ソニックシティー)
日本薬物動態学会
大宮市
2-メチルイミダゾールをはじめとするイミダゾール誘導体の血管壁などへの残留機構は共有結合であり、結合織で架橋反応に関係するリジン残基やアルデヒド残基との反応が示唆された。2-メチルイミダゾールはin vitroでCu/アスコルビン酸により酸化されて結合織との結合が増加することが認められた。この反応生成物はアルデヒド基とadductを形成することより、結合本体は4(5H)-イミダゾロンと推定した。