ルバーブ（食用ダイオウ）の抗菌物質探索における無細胞蛋白質合成系の有用性の検討　

金沢　もてなしドーム地下イベント広場　

ルバーブは日本では食用ダイオウとよばれているタデ科カラダイオウ属の野菜であり、主にジャムやお菓子作りに使われている。ルバーブはシュウ酸が多く含まれていることが知られているものの、詳細な成分の検討は行われておらず、抗菌作用を有する未知の物質が含まれている可能性がある。そこで本研究ではルバーブの抗菌成分の探索を行うにあたり、主な含有成分であるシュウ酸の量について検討を行いつつ、ルバーブ抽出液を添加した際の大腸菌の増殖や大腸菌由来の無細胞蛋白質合成系におけるタンパク質合成量への影響の有無について検討を行うことで無細胞蛋白質合成系が抗菌成分の探索に応用可能であるか検討を行った。