教員養成課程における説明能力育成への実践的試み―「箱の中身当てゲーム」で説明のし方を考えさせる―
共同執筆者:奥泉(岩本)香・山本博子教員養成課程の国語科においては、学生自身の言葉の力と子どもの言葉の力を育成する力、両方を育成できる教育内容が考慮されるべきである。一方、一般的な大学生の国語能力に関して、形式的な国語表現技術を教えるだけでなく、言語活動の起点となる認識の能力から開発、育成していく必要があると考えている。先の2点をふまえて行った、音声言語教育の実践として、視覚情報や触覚情報によって物やその形状を言葉で的確に伝え合うゲームを紹介した。
『千葉敬愛短期大学紀要』25