おみがわ生涯大学 演題「説話文学に見る中世の人々―有名歌人の意外な一面―」
説話文学には、歌人や貴族として知られた人物の意外な側面が描かれていることがある。本講演では、西行など、隠者文学の系列において仏教的側面でとらえられることの多い人物を中心にとりあげ、滑稽な側面や、人から侮蔑された姿などを語る説話をとりあげ、それらの説話の語りの意図を探った。