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Name Kensuke Sakai
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Title

運動実施状況の異なる大学生を対象とした知識が望ましい食行動に及ぼす影響 

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第68回 日本体力医学会(東京)

Publication Date

2013/09/22

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Summary

【目的】食行動の定着には複数の要因が影響する。本研究では運動実施状況の異なる大学生を対象に、食事に関する知識レベルの違いが望ましい食生活に関する社会的、心理的要因に及ぼす影響について検討した。【方法】646名の大学生を対象に調査を行った。調査票は望ましい食行動に関する社会的、心理的尺度および食事・栄養に関する知識問題と運動・身体活動の実施状況に関する質問から構成された。知識問題の正答数を四分位に、運動実施状況を3群(ATH群、REC群、SED群)に割付け、二元配置分散分析にて各種変数への影響を検討した。【結果】知識得点はSED群がATH群、REC群に比して有意な高値を示し、Q4に属する割合も高値を示した。知識レベルは複数の社会的、心理的因子得点に有意な影響を及ぼしたが、運動実施状況は意思決定のバランスのみに影響を及ぼした。いずれの因子得点においても、2要因の交互作用は確認されなかった。【考察】身体活動量に関わらず、知識の習得は望ましい食生活に関する社会的、心理的要因に影響を及ぼした。今後、習得すべき知識の種類や、知識習得が効果的に行動変容に促す要因抽出について検討したい。

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