ヘテロスピロスタノール誘導体の合成とその薬理作用
日本薬学会123年会
Diosgeninを出発原料としてF環に窒素、イオウ、セレンを有する化合物を合成した。この中でイオウ、セレンを含有する化合物の細胞毒性活性はDiosgeninに比べ若干増強した。セレンを26位に含むfurostanol誘導体の細胞毒性活性はさらに増強し、抗ウレアーゼ活性も示した。また、diosgeninのA環を酸化することによりIFN-γ活性も認められた。