FICA, a New Chiral Derivatizing Agent for Deternination of Absolute Configuration
第24回有機合成セミナー(淡路)
近年、不斉合成の技術が進んできて望まれる片方の光学異性体のみを合成することが可能になってきている。しかしながら、合成した化合物の簡便な絶対配置決定法は存在しない。そこでフッ素原子を導入したキラル誘導化試薬FICAを開発して、1H NMR及び19F NMRを利用しての絶対配置決定法について報告した。