芳香環上に置換基を有するキラル誘導化試薬FICA誘導体の合成
日本薬学会第128年会(横浜)
FICA は、2 級アルコールの絶対配置を決定するのに1H と19F NMRが共に使用できる有用な試薬であることを報告している。 さらに、1-indanone を出発原料とする FICA の別途合成法についても報告した。 そこで今回、この合成経路を用いて芳香環上に置換基を有するFICA 誘導体の合成を検討した。