C型慢性肝炎患者におけるインターフェロン?-2bとリバビリン併用療法の治療効果および患者から得られた副作用情報の検討
日本薬学会第124年会(大阪)
C型慢性肝炎にはIFNのみでは奏功しにくい症例がある。この難治例に対してIFNとリバビリンの併用療法が有効な治療法として確立しつつある。そこでIFN単独療法と、併用療法の比較を行なった。この結果、併用療法(NNT=2.3人)が単独療法(NNT=17.2人)に比べて治療効果の大きいことが示された。この療法は副作用が多いので患者個人にあった副作用情報の提供の必要性も認められた。