芳香環上に置換基を有するキラル誘導化試薬、FICA誘導体の合成と性能評価
日本薬学会第133年会(横浜)
有機合成化学の分野において、光学活性物質の絶対配置決定法は重要なテーマのひとつである。当研究室では、新規キラル誘導化試薬(CDA)、1-fluoroindan-1-carboxylicacid(FICA)のさらなる異性体識別能の向上を目的として芳香環上に置換基を有するFICA誘導体の合成と性能評価を行っている。昨年度の薬学会では、5-Me-および5-BrFICAの結果について報告した。本研究では、-置換および二置換-ハロゲン誘導体の合成と性能評価について報告した。共同研究のため抽出不可