苦味物質に及ぼすゼリー状嚥下補助食品のマスキング効果(苦味マスキングの関する評価 第2報)
ゼリー状嚥下補助食品によるアセトアミノフェンの苦味抑制効果を、溶出性試験、味覚センサーおよびヒト味覚官能試験で評価したところ、ゼリーに有意な苦味抑制効果が認められた。またゼリーからの溶出性には温度依存性があったことから、ゼリーの冷却が苦味抑制に有効であることが示唆された。加賀谷隆彦、井上岳、綾美咲、松本かおり、長谷川哲也、濱田ひかり、秋元雅之、厚田幸一郎、杉林堅次pp.8-15
FOOD FUNCTION 6巻1号