痴呆症患者の看護 ~痴呆行動障害尺度(DBD -scale)からみた患者行動の推移と看護の一考察~
第58回国立病院療養所総合医学会(札幌市、札幌コンベンションセンター)
排泄行動に問題がある痴呆症患者に対して、痴呆行動障害尺度表を用いて数値やグラフにすることで患者の行動をフォローし、痴呆症の中核症状と随伴症状について分析した。その結果、痴呆症患者の看護においては、本人の価値観や過去の生き方を尊重した対応を心がけ、本人にとって居心地の良い、みんなから愛される関係性を構築できるように援助していくことが重要であることが判明した。