The pathway of help-seeking for age-related hearing loss
The 31st International Congress of Psychology
加齢性難聴の高齢者たちの多くは,自己の難聴に気づきにくく,受診につながらないことが指摘されている.本研究では,難聴に最初に気づいてから受診をするまでのプロセスを検討した.66歳から71歳までの地域在住高齢者で軽度から中等度の難聴者3名にインタビューした.それをTEMの手法を用いて分析した.その結果,難聴に気づいたとしても,困ったことがない限り,受診しないことが明らかになった.