「多元的一性を支える知の枠組み」について、教育学、社会学/人類学、哲学の観点から提題を行い、それらの提題に基づき、「多元的一性を支える知の枠組みとは何か」という多元的一性を支える知およびそれらを与える枠組みの本質にかかわることについての多角的な総合討論を行う。教育学の観点から「「ウェルビーイングの視点から学習の過程を探索する」と題して提題を行った。
深い理解を促す学習活動を規定する要因について、学習の過程に焦点を当てて、ウェルビーイングの視点から探索する。特に、社会文化的な視点から実行機能(自己を認識する能力・人間関係を作る能力など)の発達についてウェルビーイングを高めることで学習にレリバンス(関連性・意義)を感じられる知(活用できる知識)の獲得を可能にする学習の過程について発表した。