中国で学ぶ現職日本語教員のための腾讯(QQ)・微信(Wechat)を用いた遠隔による博士論文指導の実践事例と学生の受けとめ方
本学日中連携大学院では、中国における連携大学の現職日本語教員を対象としした遠隔・同期型指導による博士論文指導を行なっている。本稿では、アンケート調査から、セミナーの場は課題志向的・社会志向的側面ともに強いこと、インタビュー調査から、協働学習を通じて、知識の構築に関し広がりと奥行きが得られていること、学習者は親密な関係性を築きつつ博士論文執筆に必要な発展的な情報を得ていたことが示唆された。
城西国際大学大学院紀要
城西国際大学大学院
第23号