主に夏季にアラスカや合衆国西海岸で発生する山火事に対応するため、パートタイムの消防士が公募されるが、そこにアラスカの先住民たちが多く応募し活動している。この活動の背景にある森林地域における伝統的な生存・活動技術の存在や、現場での非先住民との関係性、またまとまった現金収入となる報酬が地元での伝統的サブシステンス活動の維持に果たす役割に関して、参加経験者にインタビュー調査を行った。
平成15年度~平成18年度科学研究費補助金 基盤研究(A)(1)「先住民による海洋資源の流通と管理」の一環としての調査