談話の中の「てみる」―文法的意味と後続文の解釈、フェイス威嚇行為
吉田朋彦
「動詞+て+補助動詞みる」(「てみる」)の文法的意味は「意図」と「行為」、「認識の更新」という三要素で構成される。そこから、二つの語用論的現象、つまり「てみると」と「てみたら」に続く節と「てみる」の直後の文が、「てみる」の意味に合わせて解釈できることと、「てみる」が助言と指示、挑戦を表すとき、ポライトネス理論のフェイス威嚇の緩和と強化に貢献すること、を論じた。
城西国際大学紀要
城西国際大学
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言語学概論