体育・スポーツにおける動機づけ研究の展望
本研究では、これまで体育・スポーツで多く用いられてきた動機づけ理論を概観し、それらの理論に関するレビューを行うとともに、体育・スポーツにおける動機づけ研究のための展望を考察することを目的とした。本研究では、達成動機づけ理論(期待―価値理論)、原因帰属理論、社会的学習理論(自己効力感理論)、達成目標理論、目標設定理論、自己決定理論、および他者志向的動機の7つの理論を取り上げ、それらを基に体育・スポーツで実証されている研究をレビューした。
城西国際大学紀要 第21巻第2号 127~143頁