接客場面で使用される定型表現の意味機能と共起する意味公式の分析 −おもてなしの日本語教育を目指して−
本研究では、接客場面において「少々、お待ちください」や「かしこまりました」などの定型表現が使用される談話のやり取りを意味機能の観点から分析し、共起される意味公式は何かを探った。そして、その手法は「日本語学習者には共起する意味機能と合わせて定型表現を指導していく必要があるのではないか」という筆者の主張を裏付ける研究となった。 pp.1-29
『城西国際大学紀要』城西国際大学 28巻 2号