学位論文 日本語作文による語用分析ーオスロ大学日本語学習者を事例としてー
佐藤明子
本研究は、オスロ大学で収集した日本語学習者の作文255本を対象に、誤用の傾向とその原因を分析したものである。細川(1993)の分類を用いて誤用を整理した結果、全レベルでガ・ヲ・ニ・デ格の誤用率が一貫して高く、先行研究と同様の傾向が確認された。特にニとφの組み合わせが多い点が特徴であり、助詞の意味的・機能的近さが誤用の主要因であることが示唆された。