ラベンダー、ローズマリー、バジル、ブラックペパーミント、フルーツセージ、カレープラントの6種類の生ハーブの芳香の機能性を評価した。SD法による官能評価では6種のハーブは相対的に、ラベンダー=落ち着いている、ローズマリー=陽気、バジル=自然的、ミント=6ハーブの中で中間・平均的、カレープラント=心地悪く陽気、フルーツセージ=心地よく落ち着いていると評価された。また、香りを嗅いでいるとき、右前頭部の脳血流量は減少する傾向が見られた。バジル、ブラックペパーミントでは減少量が少なく、他の4種は減少量が大きかった。
75別冊1,p.411