多チャンネル電気刺激が痙性片麻痺患者の痙縮と肘関節伸展可動域に与える影響
脳卒中片麻痺患者の上腕二頭筋の痙縮と随意的肘伸展可動域について,拮抗筋への単チャンネル電気刺激と抑制性脊髄反射回路を利用した多チャンネル電気刺激の効果を比較検証した。上腕三頭筋単独と比較して,多チャンネル電気刺激は随意的な肘関節伸展可動域を拡大するのに有効であることが示唆された。著者:藤田貴昭,土屋謙仕,山本優一,烏野大担当部分:研究計画およびデータ解析
『日本物理療法学会会誌』第19巻74-77,2012