組織硬度計を用いた痙縮評価の基礎的研究
組織硬度計を用いて中枢性疾患の痙縮評価を行った。対象は痙性麻痺患者15名と健常成人10名を対象として,大腿四頭筋の痙縮を評価した。セミファーラー位で頚部を屈曲した際の大腿四頭筋の筋硬度測定を行い,健常成人と比較を行った結果,痙性麻痺患者の筋硬度は頚部屈曲前に対して,長い時間筋硬度が高いことが明らかとなった。著者:諸角一記,市川富啓,杉本淳,烏野大,花岡正明,小形洋悦,森下勝行,橋本雅郎,藤原孝之担当部分:研究計画,データ解析
『生体応用計測』第4号43-47,2013