プラスチック短下肢装具を使用する脳卒中後片麻痺者の下肢はむくむのか -生体電気インピーダンス法による体組成評価-
高橋保雅谷内幸喜
第49回四国理学療法士学会
プラスチック装具を使用する脳卒中片後麻痺者13名を対象とし、装着時におけるむくみについて検討した。作製時と退院時の麻痺側の細胞外水分比を比較したが、むしろ減少傾向(0.408)にあった。むくみが減少した背景には、装具の装着効果、装着した練習効果、リハビリ時間外練習の効果により歩行及びADLの自立度が高くなるなど、全体的な活動量が増加したことが影響した可能性がある。