脳卒中治療ガイドライン2015(追補2019)の「歩行障害に対するリハビリテーション」において、内反尖足における装具療法やボツリヌス療法そして下垂足に対する機械的電気刺激は、『グレードB』の評価が示されている。しかし、トレッドミル歩行練習においては、歩行速度や耐久性改善こそ『グレードB』の評価が示されているものの、歩行自立の割合に関しては有用性が示されていない。私は数年前よりこの分野における【ステップ2 (レベル2)研究「劇的な効果のある観察研究」】に取り組んでいる。明日からの臨床に少しでもお役に立てるよう臨床画像(動画)にて、理学療法士がしなければならない運動療法を実践していく講習会である。