講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 中川 正臣
氏名(カナ) ナカガワ マサオミ
氏名(英語) Nakagawa Masaomi
所属 国際人文学部 国際文化学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

「当事者駆動型」言語学習環境設計の必要性  「ユニバーサルデザイン」から「インクルーシブデザイン」へ

講演者

 

会議名

外国語授業実践フォーラム第19回会合 於:在日本大韓民国民団三重県本部

発表年月日

20200205

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

URL

形式

URL

無償ダウンロード

 

概要

現代のさまざまな言語教育の教授法には、共通する一つの悪弊が存在する。それは、学習者がすべて、同じように動き、同じように知覚し、同じように認識することができるという前提の上に成り立っているということである 。 「平均的な学習者」のイメージに基づいて設計されてきた従来の言語学習の方法は、学習者それぞれの認知特性や学習スタイル、母語の違い、障害の有無といった多様性を十分に尊重してきたとはいえない。筆者らは、これまで教室の中にインクルードされてこなかった学習者、あるいは教室の中で異質な存在と捉えられがちだった学習者が、 言語学習のさまざまなプロセスのどの段階で、どのような困難を感じ、それにどう対処するかを、広い意味での「言語学習方略」の問題であると考え、彼らを「共同研究者」として、多様な特性をもつ人々の多様なコミュニケーションのあり方を捉え直し、「インクルーシブな言語学習環境設計」に取り組む。本発表では、なぜ「当事者駆動型」を提起するに至ったのか、その経緯と今後の研究課題について論じる。
共同発表者:植村麻紀子・池谷尚美・古屋憲章・山崎直樹

主要業績フラグ