学習者は交流学習者を通じて何を学んでいるのか-学習者の自己評価から学習の意義を探る- 原文:日本語
本稿は、日韓の学校内交流学習において、韓国語学習者が何を学んでいるかを明らかにするために、学習者の自己評価を中心に学習成果を分析したものである。その結果、学習者は交流学習の中で行われた3つのタスク(相互紹介活動、インタビュー活動、紹介活動)を通じ、言語と文化について様々な気づきや問題点を見つけると共に、自身が今後、韓国語を学ぶ理由や韓国語でコミュニケーションすることの意味づけや価値づけもしていることが明らかになった。
朝鮮語教育学会「朝鮮語教育-理論と実践-」第11号(pp70-89)