高次思考力の育成を目指した韓国語教授学習の実践』原文:日本語
本稿では、学習者が韓国語を通じた社会的活動を行っていく中で、高次思考力をいかに育んでいるか、その学習プロセスに注目し、成果を探った。その結果、学習者は社会的活動としての課題に対し、当初は不安を抱きながらも、潜在的な高次思考力と本実践での学習を通じ習得した高次思考力を発揮しながら、学習目標を達成していることが明らかになった。また、外国語教育において、21世紀型スキルの育成が強調される中で、教養科目としての韓国語教育でもその育成は十分可能であることがわかった。
目白大学「目白大学高等教育研究」第23号(pp29-36)