国際政治における観念体系と戦略形成・政策選択のメカニズム
サントリー文化財団
2020年度 サントリー文化財団研究助成「学問の未来を拓く」
2020年度:130万円研究代表者:森田吉彦(大阪観光大学教授)概要:観念が対外戦略および政策に作用するメカニズムをより詳細に解明する目的の下、いくつかの手法を試みつつ、互いに研究報告、討議を行う。すなわち、歴史的な国際環境における観念の影響力を検証したり、同じ国家の異なる時代の状況や、同時期の異なる国家間の影響のあり方を比較したり、政策に影響を及ぼす集団的な思想や国家的な発想(ある種の「文化」)について広範な資料を検討したりすることにより、歴史的な国際環境の中での観念の影響を検証する。