「ウッドロー・ウィルソンのレガシー再考:『ウィルソン主義』から『人間ウィルソン』へ」
第2回ニューディール研究会
三牧聖子氏(高崎経済大学准教授)の発表に対する討論者として、第一次大戦時のアメリカ合衆国大統領のウッドロウ=ウィルソンの対外政策および戦後秩序構想について、ウィルソンの目指した国際協調の理想は、アメリカ一極の下に各国が協調するという世界であり、その点で極めて単独行動主義の色彩が強いことなどを指摘し、議論を交わしました。