博士後期課程中国人日本語学習者の博士論文草稿に現れた誤用の傾向・要因と指導方法ーコロケーション、呼応表現、は/が、動詞、副詞、形容詞に焦点を当ててー
本稿では、板井(2021)の研究方法を踏襲した上で、⑤コロケーション⑥呼応表現、主述呼応⑦は/が⑧動詞、⑨副詞、形容詞を選び、中国人日本語学習者によって書かれた博士論文草稿に出現した誤用傾向とその要因について、先行研究で明らかにされた結果を踏まえて分析・考察した。その目的は、中国人日本語学習者が論文草稿上の誤用の原因と執筆のポイントを理解し、論文指導の教師が指導のヒントが得られるようにすることである。
城西国際大学大学院紀要
城西国際大学大学院
第25号